インターネットが生活に欠かせないものになりつつあるのは皆さんお感じになっていると思います。
買い物、調べ物、暇なとき、仕事だってインターネットがないと不便極まりないですよね。
そんなインターネットですが、今ではセミナーもインターネットを利用してオンラインで受講出来るんだそうです。今回は少し閑話休題ということでこのオンラインセミナーについてご紹介しましょう。
[オンラインセミナーとは?]
セミナーといえば、30~40人が小さな会場で講師の方が、授業形式で質疑応答を交えながら教えるという方法です。基本的には、現場で講師の話を聴きながら、わからないところは質問できるというのがメリット。それがオンラインでも可能になっているのです。
最近利用されるのが”Ustream(ユーストリーム)”という動画配信サービスです。ビデオカメラとネットに接続したパソコンがあればどなたでも簡単に生中継動画を配信することが可能で、Twitterアカウントを持っている場合、リアルタイムでチャットも可能というもの。アイフォーン(iPhone)があれば、それだけで生中継をすることもできるスグレモノです。
生中継で配信した動画は動画ファイルとしてネット上にアーカイブすることも可能なので、まさに自分の放送局を持つのと変わらない感じです。
Web関係のセミナーが中心にこうしたオンラインセミナーに対応してきていますが、今後さまざまな分野のセミナーもこの”Ust(ユースト)”を利用してオンライン化されていくのではないかと期待されています。
今回はNLPのセミナーの紹介ではなく、セミナー参加の意味について雑感を書いていこうと思います。
世の中には無料セミナー、有料セミナー、公開セミナー、オープンセミナーとたくさんのセミナーが開催されています。値ごろ感としましては、参加費数千円のセミナーが一番参加しやすかなぁと思います。もちろん、無料で開催されているセミナーも悪くはありませんが、なんだか触りの部分で終わってしまって消化不良の感想を持つことが少なくありません。
[セミナー参加のメリット]
やはり、同じ目的を持って参加している参加者から刺激をもらえることですね。学生時代ならともかく、社会に出てしまうと仕事以外で勉強することが本当に少なくなってしまいます。また仕事の勉強も一人で本を読んで勉強するとなると味気ないものです。
しかし、セミナーであれば話は違います。同じ目的をもったセミナー参加者との交流で新たな刺激を得ることも出来ますし、発見も出来ます。
『あまり社交的な性格ではないので、セミナーは苦手』
『一人で勉強する方がはかどる』
確かにそうかもしれません。でも何もセミナーが一番だと行ってるわけではありません。一人で勉強するのが好きな人もセミナー参加で得られる刺激は必ずプラスになるということです。セミナーの内容だけでなく、セミナーの講師の話し方やコミュニケーションの図り方、資料の作り方、会場の雰囲気の作り方、などなど学べるポイントはたくさんあります。
セミナーがブームとなっています。参加される方は、個人が勉強のためにという理由から、会社の命令でという理由まで様々です。しかし、世の中に『セミナー』と呼ばれるもの、『講習会』と呼ばれるもの、『講演会』と呼ばれるもの、それぞれに違いはあるのでしょうか。
他にも、会議、分科会、シンポジウム、ワークショップなど日本語に置き換えるとどれも『講演会』や『研修会』という意味になりそうですが、その違いについて考えてみましょう。
[会議]
会議とは2人以上の人が集まり、仕事の打ち合わせをしたり、議論する場のこと
[分科会]
分科会とは、あるプロジェクトの中の細分化されたグループがあるテーマについて色々研究したり実行する小集団のこと
[講演会]
講演会とは講演者がいて多くの聴衆に演説(スピーチ)をする場のこと
[シンポジウム]
聴衆の前で、特定のテーマについて何人かが意見を述べ合い、参会者と質疑応答を行う形式の討論会のこと。シンポジウムは講演会と違い、数人の有識者が一つのテーマについて意見を言い合って、新しい何かを見つけようとするものです。
[ワークショップ]
(1.)仕事場、作業場
(2.)参加者が専門家の助言を得ながら問題解決のために行う研究集会
(3.)参加者が自主的活動方式で行う講習会
[セミナー]
(1.)大学などの高等教育機関で用いられるの教育方法の一つで、教授などの指導のもとに、少人数の学生が特定のテーマについて研究・コミュニケーションし、報告・討論するもの。
(2.)上記の方法・形態をとる講習会のこと